ニューカレドニアへ新婚旅行(ハネムーン)に行くなら知っておきたい基本情報
新婚旅行でニューカレドニアに行くか悩んでいる人「新婚旅行でニューカレドニアへ行くか悩んでいるので詳しい情報が知りたいです。具体的には、ニューカレドニアの魅力やおすすめのホテルなど。それと現地での過ごし方や予算も教えて欲しいです。」
こういった疑問に答えます。
1.ニューカレドニアへ新婚旅行(ハネムーン)に行くなら知っておきたい情報
ニューカレドニアってどんな国?
まずは本島 グランドテール島の魅力
ヌメアから20分で気軽に行ける メトル島の魅力
海の宝石箱 イルデパン島の魅力
映画の舞台になったウベア島の魅力
手つかずの自然が残る リフー島の魅力
2.ニューカレドニア新婚旅行(ハネムーン)でおすすめのホテル
グランドテール島 シャトーロイヤル
メトル島 エスカぺードアイランドリゾート
イルデパン島 メリディアンイルデパン
ウベア島 パラディ・ド・ウベア
リフー島 ドレウ・ヴィラージュ
3.ニューカレドニア新婚旅行(ハネムーン)何にどのくらいかかる?
4.費用を抑える方法
食費&移動費を抑える
宿泊費を抑える
離島は日帰りで行く
個人手配で行く
5.まとめ
この記事を書いている私は、2019年10月にニューカレドニアへ8日間滞在しました。昔から行きたいと思っていたので予備知識が豊富&チケットはすべて個人手配で現地でもツアー会社は使わなかったのでそれなりに詳しい方だと思います。
ニューカレドニアへ新婚旅行(ハネムーン)に行くなら知っておきたい基本情報
「ニューカレドニアってとりあえず海が綺麗なイメージはあるけど、どんな国かは知らない。」といった方のためにまずは基本的な情報をまとめました。
ニューカレドニアってどんな国?
ニューカレドニアはオーストラリアの東側に位置しており、首都「ヌメア」がある本島とその周りにある小さな島々からなる国で、正式名称は「フランス領ニューカレドニア」です。
フライトにかかる時間は約8時間半なので、ハワイとほとんど変わりませんね。また、時差はたったの2時間しかないので時差ボケの心配もありません。平均気温は24度と一年を通して温暖な気候なので、いつ訪れても過ごしやすいビーチリゾート。映画「天国に一番近い島」の舞台になったことで有名になりました。
ニューカレドニアの魅力、それは何と言ってもターコイズブルーの海とどこまでも続く真っ白の砂浜です。写真などで目にした方も多いと思いますが、あの美しい景色は一度見たら忘れられません。また、いくつもの島からなるニューカレドニアは、島によって個性が違います。そこで、島それぞれの魅力をまとめてみました。旅行の計画を立てる際の参考にしてみてください。
まずは本島 グランドテール島の魅力
出典:ニューカレドニア観光局より
本島に滞在するならまずは首都・ヌメアに向かいます。主な観光地はヌメア市内とアンスバタに分けられます。ニューカレドニアは「プチフランス」と言われるだけあり、ショップやブティックにはメイドインフランスの物がたくさん置いています。雑貨や食器、アクセサリー、リゾートウエアなど、見ているだけで旅行気分を盛り上げてくれるので、ぶらぶら街歩きで地元の雰囲気を感じてみるのも楽しみのひとつですよ ♪
ヌメアから20分で気軽に行ける メトル島の魅力
出典:エクスペディアより
メトル島へは、ヌメアからボートでたったの20分でアクセス可能です。この島にはニューカレドニアで唯一の水上コテージがあり、運が良ければウミガメやジュゴンに会えることもあるんです。また、コテージに泊まらなくてもウミガメを見られるツアーがあったり、バナナボートや水上スキーなどその他にマリンアクティビティも豊富にやっているので、短時間でも十分に離島の景色を体験できますよ。日程的に厳しい方は日帰りでサクッと訪れるのもありですね ♪
メトル島に日帰りで行ってみる!
海の宝石箱 イルデパン島の魅力
出典:ニューカレドニア観光局より
ヌメアのマゼンタ空港から約25分で行ける離島で、その景色はニューカレドニア随一と言われています。その美しさから南太平洋の宝石箱と称されるほどで、その所以となったスポットがピッシンヌナチュレル・クトビーチ・カヌメラ湾の3つのビーチです。
"天然プール"と呼ばれるピッシンヌナチュレルは、ル・メリディアンイルデパンから徒歩15分の位置にあります。隆起サンゴに外海から隔てられているので、大きな波はなく穏やかなビーチです。眺めるだけでなくぜひシュノーケルでその神秘の絶景を体験してみてください。
続いて、ホテルクブニーの前にあるクトビーチ、ウレデラビーチリゾートの近くにあるのがカヌメラ湾ですが、2つのビーチは岬を挟んで隣り合わせに広がります。クトビーチはイルデパンで一番美しいと言われており、パウダーサンドと海のコントラストは絶景という言葉がぴったりです。一方のカヌメラ湾は、岩場がありシュノーケルやボートでアクティブに遊ぶのに適したビーチとなっています。サンゴやたくさんの魚に出会いたい方におすすめのスポットです。
映画の舞台になったウベア島の魅力
出典:トリップアドバイザーより
「天国に一番近い島」の舞台となったウベア島。この島の海は世界遺産に登録されており、場所によって様々な青の表情を見せてくれるロングビーチが特徴です。ヌメアのマゼンタ空港から35分でこちらまで来れるので、時間のある方はぜひ宿泊でウベアの魅力を堪能してみてください。
ウベアは離島の中でも観光客が少なく、静かで穏やかな時間を過ごすことができます。まずはウベア島とムリ島をつなぐムリ橋に行ってみてください。橋から見えるムリビーチでは、運が良ければウミガメやマンタ、エイに出会えるかもしれません。また、夕陽が沈んでいく景色も格別に美しいと評判です。
その他、映画にも登場したムリ教会に訪れたり、ココナッツ石鹸工場でお土産購入もいいですね。また、レンタサイクルもあるので島内を散策するのも一つですが、”何もしない”贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。
手つかずの自然が残る リフー島の魅力
出典:ニューカレドニア観光局より
マゼンタ空港から45分の場所に位置するリフー島は、離島の中では最も大きな島となっています。開発が進んでいないそのままの大自然が、あなたの心をリセットしてくれること間違いなし!
リフー島の見どころスポットですが、絶対に行くべきはロンガニビーチ。リフーに来たならここへ行かないと始まりません!きめの細かいさらさらのホワイトサンドに何色ものブルーが輝いて、この世のものと思えない美しさに思わずため息が出てしまいそう。
続いて、島の北部にある断崖絶壁”ドキン岬”からは、一面に広がるリフーの海を一望できます。ここまで高い位置から見渡せる場所がないので、行く価値ありですよ。この海では、7〜9月はザトウクジラがやってくるのでダイビングの穴場スポットとしても知られています。
海を堪能した後は、バニラ農園で栽培中のバニラを見学したりお土産にさやのままのバニラを購入してみては?また、サンゴ石を積み上げて白く塗って造られた”ウェの教会”は、空と海とのコントラストがとっても素敵です♪ぜひ写真に残して旅の思い出にしてみてください。
ニューカレドニア新婚旅行(ハネムーン)でおすすめのホテル
せっかく新婚旅行へ行くのですから、安さ重視ではなくニューカレドニアの良さを存分に感じられるホテルをまとめました。島別に紹介しているので、どの島に滞在するか悩んでいる方も参考にしてみてくださいね!
グランドテール島 シャトーロイヤル リゾート&スパ
出典:トリップアドバイザーより
アンスヴァタエリアのビーチ沿いに位置するのがここ”シャトーロイヤル リゾート&スパ”です。徒歩5分圏内にショッピングモールがあり、ホテルの前にバス停という最強の立地!
全室スイートルームというまさにハネムーンにぴったりなリゾートホテルで、ヌメアで2つしかないオンザビーチホテルのひとつとなっています。また、お部屋は全てコンドミニアムキッチン付きなので、外食に飽きたらスーパーで買ってきた食材で料理したり、レンジでお惣菜を温めて食べることもできます。モーニングビュッフェで利用したレストランは、夜はバーとしても使えるので、ホテル内だけで充実の時間を過ごせます。
風呂:バスタブなし、水圧は問題なし
アメニティ:シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・固形石鹸・ボディーローション・シャワーキャップ・爪やすり・シェーバー・歯ブラシ
空港シャトルサービス:大人一人片道4000CFP
日本語スタッフ:○
メトル島 エスカぺードアイランドリゾート
出典:トリップアドバイザーより
ニューカレドニアで唯一の水上コテージにして、メトル島唯一の宿泊施設となっています。お部屋は、白いとんがり屋根が印象的な水上バンガロー、ビーチが見えるビーチバンガロー、お庭が見えるガーデンバンガローの3タイプ。
水上バンガローは、海へ直接降りられる階段が付いておりプライベート感満載です。高確率でウミガメやジュゴンが見られるので、シャッターチャンスは逃さずに!また、ホテル宿泊者限定で挙式もできるのでリゾート婚を検討中の方にもおすすめです。
風呂:バスタブあり(水上コテージのみ)
アメニティ:シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・固形石鹸・コットンセット・シャワーキャップ・シェーバー・歯ブラシ
日本語スタッフ:○
イルデパン島 ル・メリディアン・イルデパン
出典:トリップアドバイザーより
”ピッシンヌナチュレル”まで徒歩で行ける5つ星リゾートホテル!お部屋のタイプはホテルタイプ、バンガロースイートの2タイプ。ホテルタイプはガーデンビュー・プールビュー、バンガロースイートはココナッツグローブビュー、オロ湾が見えるラグナビュー・ビーチビュー、海へ直接おりられる階段付きのベイビューの4つの眺めが選べます。
自然の中に溶け込んだ隠れ家のようなホテルで、プライベートビーチではイルデパンの美しさを全身で感じることができます。夜には満点の星空も。また、こちらのホテルではマリンアクティビティも豊富に用意されているほか、スェーデン式やバリ式を取り入れたスパサロンでマッサージセラピーも受けられます。
風呂:バスタブあり
アメニティ:シャンプー・コンディショナー・固形石鹸・コットンセット・歯ブラシ
空港シャトルサービス:大人一人片道1950CFP
日本語スタッフ:○
ウベア島 パラディ・ド・ウベア
出典:トリップアドバイザーより
ムリ橋の目の前という最高のロケーションにあるパラディ・ド・ウベア。お部屋はなんと全室独立したバンガロータイプで、ガーデンバンガロー・ロイヤルガーデンバンガロー以外は全てビーチビューとなっています。ハネムーナーへのおすすめは、ビーチビューのお部屋の中でも3室しかない”パラダイス・スパ・バンガロー”です。こちらはデッキにジャグジーバスがついており、海を眺めながらジャグジーが楽しめる、まさに天国にいるような気分を味わえる特別なお部屋です!
また、ホテルからのシュノーケルの無料貸し出しがあるほか、島内観光ツアーやマウンテンバイク貸し出し、スタンドアップパドル、カヤックのマリンアクティビティも充実しています。もっとアクティブに動きたい方はレキンの絶壁グラスボトムツアー、サメの産卵所ハイキングツアー、ウルップの洞窟見学ツアーといった珍しいツアーもあるので、ぜひ体験してみてください。
風呂:バスタブあり
アメニティ:シャンプー・コンディショナー・固形石鹸・コットンセット・歯ブラシ
空港シャトルサービス:大人一人片道2400CFP
日本語スタッフ:○
リフー島 ドレウ・ビラージュ
出典:トリップアドバイザーより
リフー空港から車で約20分のシャトーブリアンビーチの目の前にあります。透き通った海が目の前にありつつも、スーパーやレストランも徒歩圏内という立地の良さはほかの離島にはない利便性を兼ね添えています。
30棟あるお部屋は全て独立したバンガロータイプで、シービューのお部屋からはシャトーブリアンビーチが目の前に広がっています。中でも2部屋しかないスイートルームは、他のお部屋の倍の広さでのびのびと過ごすことができますよ。
ホテルではシュノーケルやカヌーの貸し出しがあったり、島内観光やその他のアクティビティも日替わりでやっているので、リフー島を思いっきり満喫したい方はぜひ利用してみてください。
風呂:バスタブあり(スイートのみ)
アメニティ:シャンプー・コンディショナー・ボディソープ
空港シャトルサービス:あり
日本語スタッフ:×(日本語メニューあり)
ニューカレドニア新婚旅行(ハネムーン)何にどのくらいかかる?
ハネムーンの予算は一般的に二人で50~100万円と言われていますが、家族や友達と旅行へ行くよりは少しお金をかける方が多いです。
ニューカレドニアでの新婚旅行は、4泊6日・6泊8日のどちらかの日程で訪れる方が多く、離島へ滞在するなら6泊8日がおすすめです。また、旅費に関しては滞在中での過ごし方によってかかるお金も大幅に変わってきます。
例えば、ホテル内や近くのビーチでのんびりと景色を眺めて過ごすのか、街へ買い物に行ったり、観光スポット巡り、マリンアクティビティもいくつか体験したい場合はツアーや移動費もかかりますよね。
以下は一例です。
4泊6日(本島のみ) ヒルトンヌメア ラ プロムナード レジデンス 4泊 航空券+ホテル 21万9560円〜32万3160円前後 + 食費・・・7万円~10万円前後 お土産代・・・3万円〜5万円 現地ツアー代・・・1万円〜5万円 移動費・・・600円〜1万円 レンタルWi-fi代・・・1万4000円〜 旅行保険代・・・1万円〜 合計35万4160円〜55万7160円
6泊8日(イルデパン島に2泊した場合) ル メリディアン ヌメア リゾート&スパ 4泊 ル メリディアン イルデパン 2泊 航空券+ホテル・・・38万9160円〜50万7160万前後 + 食費・・・7万円~10万円前後 お土産代・・・3万円〜5万円 現地ツアー代・・・1万円〜5万円 移動費・・・600円〜1万円 レンタルWi-fi代・・・1万4000円〜 旅行保険代・・・1万円〜 合計52万3760円〜74万1160円
いかがでしょうか?意外と高いと感じた方も多いのではないでしょうか。あくまでざっくりとした計算のもと費用を算出しているので、まだまだ費用を下げることは可能です。次の章では、旅費を抑えるポイントをまとめています。
費用を抑える方法
なるべくなら旅行の費用は抑えつつも、せっかくの新婚旅行なので贅沢もしたいですよね。というわけでどこを抑えるべきなのかポイントをまとめました!
食費&移動費を抑える
ニューカレドニアではランチでだいたい一人あたり3000〜5000円ほど。夜だとドリンクも入れるともう少しお高くなってしまいます。例えばですが、朝はマルシェで済ませたあと食料を調達してお昼はサンドイッチ、夜は新鮮な海鮮を調理するというのはどうでしょうか?自炊をすることで一食にかかるお金は半分以下に抑えることができるので、ニューカレドニアに住んでいるような気分を味わいながらお部屋での食事を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
次に、移動費はどのくらいホテルの外へ出かけるかでも変わってくるのですが、急ぎでなければローカルのバスを使うのがおすすめです。片道300CFP、もしくは1日乗り放題のパスが900CFPで販売しています。主要な観光地やショッピングモールへ行くことができ、バス停で20分ほど待つとたいてい乗ることができるのでぜひ利用してみてください。
宿泊費を抑える
宿泊費に関しては、ホテルのランクを落とすか旅行の時期をずらすことで抑えることができます。まず、ホテルのランクを落とすならニューカレドニア到着の初日がおすすめです。滞在時間が短いので、ビジネスホテルに宿泊して次の日からリゾートホテルに泊まることで少し節約になります!
次に、旅行の時期についてですが1年間の中で1番高くなるのが1〜3月ごろで、安くなるのは4〜8月です。ですが、4〜8月は気温が20度前後になるため海に入るのは厳しいと思います。海へ入りたいなら、10〜12月が料金も手ごろでいい時期だと思います。
離島は日帰りで行く
ニューカレドニアへ来たなら、やっぱり離島の海も見ておきたいところ。ですが離島へ宿泊となると、どうしても飛行機代や宿代がかかるので費用もかさんでしまいます。そこでおすすめなのが、離島への日帰りツアーです!最安で1万円くらいで行けるので、費用を抑えたい方はぜひ検討してみてください。
個人手配で行く
ツアーで飛行機・ホテルを手配すると、個人手配に比べて費用は倍ほどになることが多いです。個人手配するとなると、分からないことは自分で調べる必要があるので手間がかかることもありますが、節約した分お部屋をグレードアップしたり食事にお金をかけたり別のことに使えます!ニューカレドニアは治安が良いので、思いきって個人旅行にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
新婚旅行(ハネムーン)へ行くならニューカレドニアへ
ここまで読んでみていかがでしたか?
いくつもの島からなるニューカレドニアは、様々な魅力を持った島の集まりです。アクティブ派の方ものんびり派の方にも、お二人で楽しんでいただけるはず。
それぞれ行きたいスポットや、何をして過ごしたいのか話し合いながらハネムーンの計画を上手に立ててみてくださいね。